3 兵庫県中小企業家同友会、「マイナス10%運動」開始

 兵庫県中小企業家同友会は、企業の社会的責任(CSR)の一環である省エネルギー活動を後押しするため、5月に「マイナス10%運動」を始める。4月末に同活動を推進する「CSR委員会」を新設。現在、会員約1,300社から参加企業を募集中で、初年度は260社の参加を目指す。中小企業は大企業に比べ環境保全活動が進んでおらず、中小団体として環境意識の啓発に力を注ぐ。

 マイナス10%運動は各社の電気、ガス、ガソリン、水などの年間使用量把握から着手し、2008年度使用量を前年度に比べ10%削減することを目標に取り組む。5月に開くセミナーで、具体的な取り組み手法を参加企業に説明。6月をめどに神戸市と協力して「中小企業版エコマニュアル」を作成するほか、同友会内に「省エネ相談室」も設置する。

 このほか使用電力が増加する7〜9月の3カ月間に、省エネコンテストを開催する。前年同期に比べて最も使用電力量を低減した企業を表彰するなど、趣向を凝らした活動を展開する。兵庫同友会は2007年10月に全国の同友会に先駆けて、環境保全の行動指針をまとめた「中小企業家の環境宣言」を作成。08年度は具体的な行動計画を明示し、中小企業が取り組みやすい仕組みを構築する。

 省エネ推進部隊として発足するCSR委員会で、委員長を務める松島俊哉神戸電子パーツ社長は「数値目標の達成より、環境保全に対する意識を浸透させるのが狙い」とする。環境関連だけでなく、地域に根差した中小企業のCSRのあり方を研究し、実践につなげる活動も行う。

資料:4/16 日刊工業新聞


 
(文責:編集部 立山、原田)(エコロジーシンフォニー2008年4/23)


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