このページはISO9000に関するQ&Aを掲げます《適宜、項目を追加する予定》
予備審査はオプションです。予備審査では品質システムに基本的な欠落・欠
陥がなく、本審査に耐えられる状態になっているかどうかを予備的に審査する
ものです。本審査よりも小規模な審査工数(例えば2人・日)で行われます。
現状の品質システム(の出来具合)に自信がないとか、リハーサルのつもり
で腕試しに審査を受けておきたいときに選んでください。ISOの取り組みに
腰が重い社内に外圧をかけるため、予備審査を節目に入れるという本来の目的
外の活用方法もあります。
なお、予備審査をするのが本審査と同じ審査機関の場合は、コンサルティングできないことになっています。あくまでも適合か不適合かの判断をしてもらうというスタンスになります(建前上は)。
予備審査では、不適合に該当し是正が必要な問題だけではなく、念のために改善しておいた方が無難だという指摘やこうした方が(これをした方が)望ましいという提示がたくさん出ます(審査員によっては、品質マニュアルのこの部分はこう書け、と細かく注文をつける人もいます)。後者はできるだけ改善の役に立ちたいという審査員の精神と、念のために指摘しておくというコンサルティング的な性格が入り交じっています。
注意がいるのは、前者と後者をよく区別することです。区別をせずに本審査までに全部片づけないと大変、という意識で臨んでいると、負担が大きくなりすぎる場合があります。是正(あるいは改善)すべき問題に優先順位をはっきり付けておかないといけません。
予備審査の目的は、あくまで先に書いたとおりですが、社内に刺激と圧力をかけて無理矢理ISOに取り組ませるために予備審査を受ける、という利用法もあります。システムトライアルの節目節目に予備審査を入れて、だらけないようにするのです。
もっとも2人・日の予備審査工数では、1回で50万円〜70万円ほどかかりますから、経費と効果を考えて判断してください。
これは何とも言えないようです。予備審査と本審査が同じ審査員の場合は、予備審査で事情を把握しているだけに本審査はスムーズにいく可能性はあります。