企業などの環境報告書をご紹介しています。
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ANAグループ CSRレポート2005 表紙の画像
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「CSRレポート2005」

以前から環境報告書は発行していたが、2005年からそれとは別にCSRレポートを発行することに。表紙は第2回「『私の青空』国際環境絵本コンクール」大賞作品の絵を掲載。レポートの随所に見られる挿絵も各種受賞作品の一部を掲載しており親しみやすい印象を受ける。航空事業がCO2排出と環境負荷の大きな事業であるという自覚のもと、ステークホルダーに対してできる限りの取り組みを進めようという姿勢が全体からうかがえる。「環境への取り組み」の最終ページに「環境経営格付」について載せている。55ページ、2005年9月発行

http://www.ana.co.jp/ana-info/ana/csr/index.html



NTTデータ 社会・環境レポート2005 表紙の画像
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「社会・環境レポート2005」

社会的側面を加えてレポートにするのは今回で2回目。同社の事業内容は情報処理サービス業のため、情報システムの開発そのものに環境保護という視点を取り入れ、どのように取り組んでいくかが引き続きの課題。説明がもう少し欲しいが、図やデータは十分に掲載されている。「社会的取組みの状況」として「人権及び雇用に係る情報」、「社会貢献に関する情報」などが紹介されている。 47ページ、2005年9月発行

http://www.nttdata.co.jp/corporate/csr/index.html



NTT東日本 CSR報告書2005 表紙の画像
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「CSR報告書 2005」

2004年度の活動を「経営」「知力」「行動」という3つのカテゴリーに分け、それぞれのベースカラーを緑、青、ピンクにするなど、レイアウトや見せ方が秀逸で、わかりやすく読みやすい第一印象。社長座談会には東大名誉教授の月尾氏と、エコファンドの生みの親である筑紫みずえさんを迎え、ITと環境との関係や組織の多様性などといった幅広いテーマについて論じられており興味深い。印象的なのは社員らのドキュメンタリー記事3本で、情熱的な取り組みの様子が写真とともに効果的に伝わってくる。またはさみ込みの別冊「インターネットエコ日記」は、読者を両親と子供と想定し、ITの活用事例とその地球環境保全への貢献をわかりやすく紹介するもので、親しみやすい工夫を感じる。42ページ、2005年10月発行

http://www.ntt-east.co.jp/philan/



オムロン 企業の公器性報告書2005 表紙の画像
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「企業の公器性報告書2005」

昨年度までの「環境報告書」を今年からは社会性に関する報告も充実させ、創業者の言葉を用いた新名称での発行となる。事業を通じたオムロンの取り組みを、安心、安全、環境、健康の視点で取り上げ、ステークホルダーごとに分けて報告している。5つのハイライト記事からは、企業とは社会「公器」であるという自覚が、全世界の社員に受け継がれているのが伝わってくる。「人と機械のベストマッチング」の実現をコンセプトに2010年の未来へのグランドデザインを発表。これからの取り組みにも期待がかかる。社会面では1991年度から5月10日を「オムロンデー」と定め、毎年世界中で大規模なボランティア活動を実施したり、1994年からは人道目的の地雷除去支援を行っている。53ページ、2005年6月発行

http://www.omron.co.jp/corporate/csr/



オリンパス CSR Report 2005 (オリンパス社会環境報告書) 表紙の画像
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「CSR Report 2005 (オリンパス社会環境報告書)」

昨年までの「環境レポート」というタイトルを改め、ガバナンス・社会性についての報告を充実させての発行で、副題を「社会との融合、健康と幸せの実現に向けて」としている。環境グループ企業の行動憲章に沿った構成となっており、全体的にバランスのとれた報告書となっている。2004年度には国連のグローバル・コンパクトの10原則を支持し、実践することを表明。これは日本で22社目になる。また報告書の情報の妥当性、正確性、網羅性に対する第三者審査を受けたことも新しい取り組みだ。環境面では環境配慮商品の開発に熱心で、環境負荷を小さくするため独自の基準を満たしたものにつける「オリンパスエコプロダクツマーク」も採用している。詳細データや最新の情報はWeb版で紹介している。51ページ、2005年6月発行

http://www.olympus.co.jp



コクヨ コクヨグループCSR報告書2005 表紙の画像
●コクヨ

「コクヨグループCSR報告書2005」

前年までと大きく違う点は報告書が横長スタイルになった点。中身もよりカジュアルに。報告作成担当者にとって、見せ方・デザイン面で大いに参考になるだろう。去年に引き続きトップ会談を行い4ページに渡り掲載しているが、CSRへの前向きな姿勢が伝わるものとなっている。特集では少子高齢化、情報保護などの社会問題に対するコクヨならではの取り組みを掲載。さらにステークホルダーとの関わり、CSR会計など必要な情報をわかりやすく紹介している。47ページ、2005年6月発行

http:www.kokuyo.co.jp/com/csr/index.html



積水化学工業 環境・社会報告書2005 表紙の画像
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「環境・社会報告書2005」

去年まで『環境レポート』を発行していたが、「CSRレポート」としては今回が初。「環境」という観点に加えて、「CS品質」、「人材」という独自の3つの観点からCSRを説明している。前年同様、数値的な部分も含め、分量も多いが内容も濃い。特に「人材」の項目では従業員への多様な配慮が伺え、サステナブル社会への移行が現実的なものと感じられる。今後はレポートに書かれている目標の達成とその向上を期待したい。82ページ、2005年7月発行

http://www.sekisui.co.jp/csr/



永谷園 永谷園グループ環境報告書2005 表紙の画像
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「永谷園グループ環境報告書2005」

昭和28年(1953年)の創業以来、「味ひとすじ」の企業理念のもとお茶づけやふりかけ等を生産する同社の2度目の環境報告書。全体的にコンパクトで、各ページに川柳風カルタの一言を添えたり、難しい言葉や説明は「TOPICS」にて説明するなど読者がわかりやすく読める工夫がされている。2005年度から環境活動への考え方をより具体的な表現に変え、昨年度までの「環境にやさしい」といったあいまいさをなくした。特集は、社長の決意のもと開発がスタートした特定原材料5品目の乳、卵、小麦、そば、落花生を使わない独自のブランド「A-label」(エー・ラベル)について。加工食品のバリアフリー化という同社の社会的責任、社会貢献への取り組みがよく伝わってきて読み応えがある。次回からはぜひGRIのガイドラインも参考にして、より包括的な報告書づくりに期待したい。22ページ、2005年9月発行

http://www.nagatanien.co.jp



モスフードサービス 社会・環境報告書2005 表紙の画像
●モスフードサービス

「社会・環境報告書2005」

今回で2回目となる報告書の表紙は去年に引き続き「MOS」(M=Mountain、O=Ocean、S=Sun)を表すイラストで、モスフードサービス創業からのコンセプトを示したものとなっている。去年に比べ「お客様」以外のステークホルダーが意識され、社会的側面の内容が充実した。全体に、かねてから食材・環境問題に真摯に取り組んできた様子がうかがえるが、2004年末に引き起こした食中毒の事件も丁寧に説明し、好感が持てる。環境負荷の部分での数値記載は今後の課題。しかし特集はもちろん、このレポートを読み終えたときにはモスファンならずとも「ファストフードを食べるならモスバーガーを食べたいな」という気持ちになる。38ページ、2005年6月発行

http://www.mos.co.jp/



安川電機 環境経営報告書2005 平成17年度版 表紙の画像
●安川電機

「環境経営報告書2005」

大正4年(1915年)創業で1997年に日本で初めて全電気式産業用ロボット“MOTOMAN”を発売した同社。以後、国内外の産業用ロボット市場をリードし、開発研究所と各事業所が連携して「ヒューマン&エコ メカトロニクスの創造」をテーマに、人と地球に優しい先端技術の開発に取り組んでいる。温暖化ガスは、1990年度比21%という目標を1年前倒しで達成。社会的パフォーマンス報告も盛り込み、全体的にコンパクトにまとまっているが、社員の顔が見えないのが残念。開発担当者などのエピソード・コメントを載せるなど、「見せる・読ませる報告書づくり」を心がけると、読者が読みたくなるような報告書になるのでは。27ページ、2005年6月発行

http://www.yaskawa.co.jp/kankyo/index.htm



ヤマハ発動機グループ CSRリポート2005[本編] 表紙の画像
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「CSRリポート2005[本編]」

モーターサイクル、ボート、ヘリコプターなど陸、海、空用の各製品およびそのエンジン技術の開発をグローバルに展開する同社。常に製品の「高品質・高性能」と「軽量・コンパクト」を追求してきた。昨年までの「環境活動報告書」から名称を改めての発行。自ら全社環境統括責任者である社長の挨拶より先に、「今、世界では…」と世界状況について言及しているのが印象的だ。詳細およびデータ等はWebと別冊の資料編からCSRや環境関係専門家たちを対象に配布され、英語版も発行している。一社で環境負荷低減やCSR活動を展開するのではなく、グループや顧客、地域といった広く「面」での取り組みを目指す。キーワードは「点から面」。顔の見える報告書だ。42ページ、2005年3月発行

http://www.yamaha-motor.co.jp



        

(文責:編集部 武山、村上暁子)(エコロジーシンフォニー2006年4/4)




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