岡崎友紀 女優

そろそろ自分は地球人なんだってことをじっくり考えてみませんか?

一昨年前からスタートしたシリーズ、「センチュリー・カウントダウンシアター」は、21世紀を目前にした現在を生きる人間として、少しでも社会に役立つ存在として私たち劇団ができることを模索し、勇気を持って実行していこうと始めたシリーズです。

第1回目は、「サンタ・サンタ・サンタ」という劇で、空き缶を15000個使って舞台セットを作りました。回収業者から空き缶を仕入れてきて、みんなで洗って仕分けして・・・予想以上にたいへんな作業でした。缶のカラーごとにグラデーションをかけてリビング風の舞台に仕上げました。ペットボトルも、セットに使ったんですが、できばえはなかなかのものでしたよ。
「サンタはプレゼントを持ってくるんじゃなくて、資源を回収にくるんだよ」っていうメッセージを込めた内容で、好評のうちに終わりました。第2回目は、トーク&ライブ形式にして、「地球温暖化を始めとして今、地球ではいろんな問題が起こっているけれど、私たちは宇宙の仲間の一員として再認識しなければならないんだよ。すべてのいのちに対する心配りをしていかなくてはならないということ」を伝えました。
私の場合、ずーっと前から、こんなことばかり言っていたので、「へんな女優だ」ってよく言われてましたが、最近わかってくれる人たちが増えてきているように思えます。

しあわせになりたいと願う思いは誰でも同じだけれど、そのしあわせの形や中身が問題かもしれません。
ECOとEGOは、一文字違い。でも一文字で、地球が元気でいられるか、それとも破滅の道を辿るのか・・・人間の責任は重大です。でも、そのことに気がつかない人たち、また気づこうとしない人たちがまだまだたくさんいます。
そしてその人たちは経済社会の渦の中で、欲望を満たすべく消費を繰り返し、物質文明に至福を見い出しています。私たちは、ラッキーなことに物を売る仕事ではありません。衣食住には入らない、ある意味ではそんなもの無くても生きていけるものを生業としています。でも、その生活必需品ではない無形のものは、思い出として一生キラキラ輝き続けるかもしれない不思議な力を持っているのです。だからその魔法のような力を信じて「心」の役に立つ存在でいたいと願いながら、これからも努力を続けていこうと思います。

一人ひとりのささやかな行動でも、たくさん集まれば大きな力になって夢が現実になるかもしれません。もしかしたら、奇蹟だって起こすことができるかもしれません。

岡崎友紀
女優。
エルザ自然保護の会理事。サバンナクラブ副会長。地球こどもクラブ理事。


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