日本のみなさん、こんにちは!私は南極にいる皇帝ペンギンです。最近は、日本のいろいろな製品のテレビ・コマーシャルや新聞、雑誌広告なんかにも登場させてもらって、なんだか有名になってきましたが、今、私たちが暮らす南極がどのようになっているか、ご存知でしょうか?
先日も日本の新聞に私たちがいる南極の地図が載ってたそうだけど、タイトルには、「オゾンホールなお拡大」って書かれていました。そうなんです。すでにオゾンホールは南極大陸の面積の2倍以上の広さに広がっているんです。
オゾン層は、特定フロンって呼ばれるものによって壊されていると言われています。地球が誕生して4億年近くの年月を費やしてできたというオゾン層を、人間はわずか70年程度で壊してしまおうとしています。(フロンが発明されたのは、1928年って言ってたと思います)どうして、人間はそんなことするの?今はフロンガスの使用が減ってきているそうだけど、フロンガスが上空のオゾン層まで届くのには15年以上もかかるそうなので、まだまだこれからどんどん南極のオゾンホールは大きくなり続けるかもしれません。
もしもオゾン層がなくなってしまったら、私たち皇帝ペンギンも絶滅してしまうでしょう。もちろん、他の生き物たちにもたいへんなことです。有害な紫外線っていうのが大量に地表に降り注ぐことになります。海中にも届きます。そうなるとプランクトンや小さな魚が死んでしまい、ペンギン仲間のえさもなくなって食物連鎖で海の生物全体がピンチです。もちろん、植物も成長が遅れたりします。動物だって、皮膚ガンにかかりやすくなって死んでしまいます。それだけではないよ。オゾン層は地球から宇宙に熱が逃げるのを防いでいたそうなんだけど、このバランスが崩れると成層圏がなくなってしまい、上空に運ばれた蒸気が紫外線でどんどん分解されて、地球上から水がなくなってしまうかもしれない・・・。
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